ローコスト住宅はなぜ安い理由とは?

2019/01/29 ブログ
ローコスト住宅

ローコスト住宅はなぜ安い理由とは?

 

ローコスト住宅は平屋が人気なのか、2階建ての方が建築コストは割安と言われています!


建築費用面でみると、平屋より総2階建て(1階の上に同じ面積の2階部分があるシンプルな2階建て)の方が安く済みます。平屋と比べると2階建ての方が、狭い土地面積で済みますし、屋根の面積が狭いので費用が抑えられるのです。    
ただし、外観に凹凸のある2階建てにしてしまうと、外壁費用がかかってしまので注意が必要です。    
ローコスト住宅の間取りの中で平屋が人気なのは、高低差がほとんどないため家事やしやすく、お子様やお年寄りも生活しやすいといった理由があるようです。生活環境と費用面の両方を見て、最終的な間取りを決めましょう。

 

知っておきたいローコスト住宅のメリットとデメリット
ローコスト住宅には、どういったメリットとデメリットがあるのでしょうか。

ローコスト住宅の最大のメリットは?
ローコスト住宅の最大のメリットは、名前の通り建築費用が安く済むことです。    
”戸建に住みたいけど、費用が限られている”
”戸建を建てたいけれど、転勤の可能性がゼロではない”
”子供も巣立ち、夫婦二人だけのこじんまりした家に住みたい”
※生活するには、住宅以外にもお金がかかります。住宅費用はできるだけ抑えたい方にローコスト住宅はピッタリなのです。

 

またローコスト住宅は規格住宅なので、注文住宅に比べると建築にかかる時間が短くなります。時間に余裕のない方にもローコスト住宅はオススメです。

 

 

ローコスト住宅のデメリット
ローコスト住宅には、大きくわけて4つのデメリットがあります。

 

①プランが限られている    
②耐久性・耐震性・遮音性が優れているとはいえない    
③規格外の建具を選びすぎると値段が高くなる    
④キッチン・バス・トイレの標準グレードが低い    
⑤大手メーカーと比べて保証面で劣る

 

①プランが限られている
ローコスト住宅とは、間取りや建具を何通りかのプランから選び組み合わせて作る、規格住宅の場合がほとんどです。ある程度のプランが決まっているので、自由に間取りや建具を決めたい人には不便に感じるでしょう。

 

②耐久性・耐震性・遮音性が優れているとはいえない
ローコスト住宅と真逆の意味を持つ高性能住宅に比べると、ローコスト住宅は②のように耐久性・耐震性・遮音性が優れているとは言えません。ただし、もちろん建築基準法に則って設計・建築はされますので、もちろん法律として適正な基準は満たしている住宅にはなっています。

 

③規格外の建具を選びすぎると値段が高くなる
規格住宅とは、決まった物を大量に発注することで費用を安くしています。規格外のものを選びすぎると、費用が高くなってしまうので気をつけましょう。

 

④キッチン・バス・トイレの標準グレードが低い
ローコスト住宅は、費用を抑えるためにキッチン・バス・トイレの標準グレードが低いことがあります。しかしローコスト住宅を取扱う会社には、住宅関連メーカー系列のものもあるので、水周りにこだわりたい方はそのような施工会社を検討してみてはいかがでしょうか。

 

④大手メーカーと比べて保証面で劣る
保証に関しては大手ハウスメーカは45年、60年保証が一般的ですが、ローコスト住宅の場合は保証期間が数年と短いケースもあります。契約時に保証期間を確認しておおくと安心です。
また、建築中に業者が倒産してしまい建物が完成しないトラブルにあわない為に住宅完成保証機構などに加入している会社かなど確認したほうが良いでしょう。